難関大学入学を目指す留学生のための特進別科!
武蔵野大学 別科(日本語教育課程)
学部進学指導カリキュラム

スケジュール

学部進学 各コースの学習進捗イメージ

学部進学コースは、入学時の日本語能力及び志望大学の難易度に合わせて、3つ学習期間を準備しました。 あなたの学習進捗に合わせて、最適な日本留学をプランしてみましょう。
スケジュール試験1年過程1.5年過程2年過程
2025年AprEJU短期集中日本語学習JJLM
May
Jun第一回EJUEJU受験
JulJPUE/JLPT弱点克服
Aug
SepEJU短期集中EJU短期集中
Oct日本語学習JJLM
Nov第二回EJUEJU受験EJU受験
DecJLPT二次試験対策弱点克服
2026年Jan
Feb
Mar
Apr志望校入学EJU短期集中EJU短期集中
May
Jun第一回EJUEJU受験EJU受験
JulJPUE/JLPT弱点克服弱点克服
Aug
SepEJU短期集中EJU短期集中
Oct
Nov第二回EJUEJU受験EJU受験
DecJLPT二次試験対策二次試験対策
2027年Jan
Feb
Mar
Apr志望校入学志望校入学
●4月生/1年課程
入学時の日本語能力が上級程度の学生を対象として、入学後すぐに 6月EJUへの短期集中対策をし、夏期は弱点の克服に特化、そして11月EJUに向け さらに仕上げ、二次試験対策をします。最短で学部への進学を実現。
※入学時に上級程度の日本語能力に満たない場合は、1.5年課程または2年課程を選択。

●10月生/1.5年課程
入学時の日本語能力が初級程度の学生を対象に、約半年間のJJLM基礎日本語学習から始め、翌年4月より、6月EJUへの短期集中対策をします。 夏期は弱点克服に特化し、11月EJUに向けさらに仕上げ、二次試験対策をします。 効率よく日本語学習を進めることにより、18か月で日本の学部への進学を実現。

●4月生/2年課程
入学時の日本語能力が初級程度の学生を対象に、JJLM基礎日本語学習から始め、9月よりEJU対策に移ります。 EJUを3回受験することができるため、集中対策と弱点克服の積み重ねによる高得点を目指します。難易度の高い学部への進学をより着実に実現。

日本留学試験(EJU)対策

日本留学試験の科目について

 日本の大学への留学を実現するためには、「日本留学試験(EJU)」の構成を把握し、学習指針を立案することが肝要です。
この試験は大きく、「日本語」、「数学」、「理科(物理・化学・生物から2科目選択)」、「総合科目(歴史・地理・政治・経済)」の4つの科目から構成されており、進学したい学部の系統(文系・理系)により受験科目を選択して受験します。
  • 文系=日本語450点+文系数学200点+総合科目200点=850点
  • 理系=日本語450点+理系数学200点+理科(物理・化学・生物から2科目選択)200点=850点
科目試験時間(分)配点
全体文系理系
日本語各出題形式を全て受験読解12540200450450
聴解・聴読解55200
作文3050
数学いづれかを選択文系数学80200200-
理系数学200-200
総合科目これらの範囲を全て含む日本史、世界史80200200-
日本地理、世界地理
日本経済、世界経済
日本政治、世界政治
理科2科目を選択物理80100-100×2
化学100
生物100
合計850850
※旧帝国大学を目指すなら750 点、東京大学を目指すなら800 点が必要。

日本語試験の概要と学習指針

 日本語試験は、①速読+文意選択40問からなる「読解」(30分、200点)、②比較的短い文章のヒアリング+文意判断20問からなる「聴解」と中程度の長さの文章ヒアリング+文意判断30問からなる「聴読解」(聴解・聴読解合わせて55分、200点)、 ③500 文字程度の文章を作る「記述」(30分、50点)の3つの出題パートから構成されます。
この試験で問われる能力は、みなさんご存知の「日本語能力試験(JLPT)」とは違い、大学での授業理解のための日本語能力が問われることとなるため、それぞれの出題パートに合わせた、 長文読解力、聴解力、テンプレートを活用したアウトプット力等、身につけるべきポイントを整理した上で、高得点獲得を実現していきます。

数学試験の概要と学習指針

 文系数学、理系数学共に、出題は日本の高校の指導要領の範囲で行われます。
出題範囲が日本基準であるため、各国の高校の指導要領範囲に含まれない分野、いわゆる未学習分野が含まれます。また文章問題が比較的多く出題されること、さらにグラフや図形を自ら表記し、 回答方法自体を考えさせるという、日本独特の応用問題形式も比較的多く見られます。
これらの出題に対応していくため、未学習分野の早期習得を行った後、数学へのアプローチ方法を学び、回答を導き出すための考え方=いわゆる“コツ”を養い、 何度も何度も反復形式で基礎問題から応用問題に接することで、数学能力の向上を実現していきます。

総合科目試験の概要と学習指針

 総合科目の出題も日本の高校の指導要領の範囲で行われます。
歴史・地理・経済・政治の4つのカテゴリーから、世界と日本という視点で問題が構成されます。
歴史及び地理は母国で学んだ知識を日本語に置き換え、さらに日本の歴史と地理の情報を付加していく作業がおもな学習となっていくでしょう。 一方、経済や政治は、今までの知識とは異なる情報が中心になることもあります。 いずれにしても、過去の出題傾向を知り尽くした指導陣が、的確に出題ポイントを絞って指導していきますから、情報を一つずつ積み上げて、より多くの知識をインプットしていきましょう。

理科試験の概要と学習指針

 理科は、物理・化学・生物の3 科目から2科目を選択して受験、これらの科目の出題も日本の高校の指導要領の範囲で行われます。
物理は前述の数学と状況は共通しており、各国の指導要領に含まれない部分を集中的に学習した後、文章題や回答法を自ら導き出す問題への対応力を反復的に磨きます。 化学及び生物も同様に未学習部分を学習した後、母国で学習した知識を日本語に置き換えていく作業が必要となってきます。

毎日の時間割イメージ(学部進学の例)

MJIの年間カリキュラムは、4セメスター期で構成されており、時間割は学期毎に変わります。 4月生(1年課程)は入学時に、10月生は入学翌年の4月までに、「日本語能力試験(JLPT)」のN2レベル習得が義務付けられ、4月以降は、下記4つの学期毎に定められたカリキュラムを受講し志望校合格を目指します。
  • 第1セメスター:「第一回日本留学試験(EJU)」に向けた10週間のEJU短期集中講義
  • 第2セメスター:弱点科目の集中対策を進める8週間の少人数・個別対応指導
  • 第3セメスター:「第二回日本留学試験(EJU)」に向けた10週間のEJU短期集中講義
  • 第4セメスター:各大学個別の二次試験の対策講座
■第1セメスターの時間割イメージ(学部進学の例)
時限時間月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
1限09:00~10:30 EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
TOEFL iBT®
対策
Reading
2限10:40~12:10 EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
EJU対策
日本語
TOEFL iBT®
対策
Writing
昼休み12:10~13:00昼休み
3限13:00~14:30 EJU対策
(数学 文/理)
OR
大学院対策
EJU対策
(総合科目/理科)
OR
大学院対策
個別指導 EJU対策
(数学 文/理)
OR
大学院対策
EJU対策
(総合科目/理科)
OR
大学院対策
TOEFL iBT®
対策
Listening
4限14:40~16:10 EJU対策
(数学 文/理)
OR
大学院対策
EJU対策
(総合科目/理科)
OR
大学院対策
個別指導 EJU対策
(数学 文/理)
OR
大学院対策
EJU対策
(総合科目/理科)
OR
大学院対策
TOEFL iBT®
対策
Speaking
5限16:20~17:50 EJU対策
(総合科目/理科)
OR
大学院対策
EJU対策
(数学 文/理)
OR
大学院対策
個別指導 EJU対策
(総合科目/理科)
OR
大学院対策
EJU対策
(数学 文/理)
OR
大学院対策
放課後18:00~21:00 自習
※10月生は入学翌年の4月以降は新4月生に合流するため、入学から約半年間は、基礎から上級日本語能力習得のための1日5コマの集中講義を約半年間受講します。
 なお、「TOEFL iBT®」対策講座は必要に応じて受講することもできます。

 英語指導「TOEFL iBT®」対策

日本の大学、中でも難関大学を目指すなら、英語能力証明試験「TOEFL iBT®」受験が不可欠です。MJIでは、英語教師による効果的な短期集中「TOEFL iBT®」 対策講座を提供します。
セクション問題数内容制限時間スコア
Reading36~56問アカデミックな長文読解問題8030
Listening34~51問講義形式問題と複数人による会話問題9030
Speaking6問Independent Task2030
(身近なトピックに対して口頭で解答)
Integrated Task
(読み聴いた内容に関する質問に口頭で解答)
Writing2問Independent Task2030
(身近なトピックに関して作文)
Integrated Task
(読み聴いた内容に関する質問に対し作文)
合計240120
※旧帝国大学を目指すなら80 点以上、東京大学を目指すなら100 点以上のスコアが必要。

大学個別二次試験

第4学期の「大学個別二次試験」対策授業については、前述の様に各学生の志望に応じて受験しなければならない科目が異なるため個別対策授業を提供しています。
面接 外国人留学生を対象とした選抜試験のほぼ全てに取り入れられている面接試験。
この面接試験では、志望する大学及び学部学科で何を勉強して、そして将来、その学びをどのように活用したいのか、明確に表現できることが非常に重要です。
大学合格への熱意を伝えるとともに、自分の考え方を正確に表現できることが重要です。
留学生入試~「面接試験」で必ず聞かれる質問

● 日本留学の目的は何ですか?
● なぜこの大学を選びましたか?
● なぜこの学部学科を選択しましたか?
● 大学に入学後、何を学びたいですか?
● 卒業後の進路は決まっていますか?
小論文 留学生の日本語による文章構成力を確認するために小論文試験を採用する大学は年々増えてきています。
小論文試験の出題形式は複数ありますが、いづれの場合も、一定の状況を示した後、その状況に対する意見を求めてくる場合が多い様です。
ここで、論理的にあなたの意見・主張を述べるための構成力と文章力が求められる事となります。私共別科では、日々大学で学術的な論文を執筆している大学教授が高評価する、日本語での論文作成ノウハウを伝授していきます。
科目筆記試験 面接試験・小論文試験に加えて、二次試験でも、科目試験を課す大学もあります。
日本留学試験の科目試験と比較する大学の個別二次試験の難易度は非常に高くこれらの大学を志望する場合別途対策授業を受講する必要があります。
特に理系の難易度の高い大学では、個別二次試験受講を義務付ける大学が多くあります。